「消費税の引き上げに伴う増収分の使い道を変更することにしたため」
安倍首相が衆議院の解散総選挙を決断した記者会見に、ウ~ンと唸った方も多かったかもしれません。
消費税の引き上げを選挙に持ち込むと、消費税アップに以前から反対している共産党などに有利になるはずだからです。

民進党が最大の野党であるならそれも有り、だと思いますが、今回の最大の野党は希望の党になりそうな勢いです。

希望の党は「消費税の引き上げは景気回復に水を差す」と慎重的です。

「消費税引き上げ」(自民党) VS 「引き上げ凍結」(希望の党)

もし、こんな構図になってしまうと、「引上げ凍結」に魅力を感じても仕方がないかもしれません。

安倍首相も消費税の引き上げが景気回復に水を差しかねないことは十分すぎるほど承知しているはずです。

安倍首相の本音はどこにあるのでしょうか?
もしかして、安倍首相は景気回復を誓う覚悟も一緒に訴えたいのかもしれませんね。

ということで【解散総選挙2017「消費税」の理由!安倍首相の本音~景気回復の覚悟とは?】
お届けします。

安倍首相の本音は「増税したくない」?

予定通り2019年の消費税の引き上げを明言している安倍首相ですが、本音は「増税したくないな~」ではないか?と思っています。
♪もちろんこれは私の勝手な想像ですが。

というのも、安倍首相の現政権下での最大の目標は「デフレの完全なる脱却」「経済の更なる活性」ですよね。
経済が良くなれば、世の中も安定するので、日本のためにとてもいいことだと思います。

じゃあ、2019年の消費税の10%への引き上げの景気の影響は?と考えると、やはり不安の方が多いですよね。

今までの消費税のアップは、景気に悪影響の方が多かったですものね。
税収額のアップは、税率ではなくて、景気を良くして上げたほうが絶対にいい!

安倍首相はいろいろな人に相談して判断する人ですから、そんなこと当然わかっていると思うんですよね。
前回も含め2回も10%の引き上げを延期したことからもわかります。
5月にテレビ出演されたときも
「デフレマインドを払拭するには至っていない。デフレから脱却すれば税収が安定的に増えていく」
と、デフレ脱却が最優先であると重ねて主張していましたしね。

だから、本音は「増税したくない!」だと思うのです。
それでも、増税を前提にした話をしたのは、財務省のことなどの事情があるのかもしれません。

「消費税引き上げ」VS「引き上げ凍結」で勝つのはどっち?

民進党が実質上の消滅のようになって、消費税の10%引上げを言っているのは自民党だけになってしまいましたね。
民進党は最大の野党であれば、消費税の引き上げを言っても大丈夫だったと思います。
でもどうやら、今回の衆院選挙での最大の自民党のライバルが小池百合子氏率いる「希望の党」になりそうな勢いですね。

出典:http://www.sankei.com/politics/photos/170927/plt1709270074-p1.html
その希望の党・小池百合子氏は消費税の引き上げについて、「実感が伴わない景気回復に水を差す恐れがある」とおっしゃっていますが、その通りですよね。
小池氏の消費税の引き上げに疑問符を掲げる主張は、確かにごもっともなので、国民の受けの良いでしょう。
その辺りは、希望の党は政権を担っていないので、自由に物が言えるのが有利ですね。

「消費税引き上げ」(自民党)VS 「引き上げ凍結」(希望の党)
もし今回の衆院選挙がこういう構図になったら、自民党は不利ですね。

安倍首相~景気回復の覚悟とは?(仮想記者会見)

「消費税の引き上げの増収分を・・・」を公約等に入れるのは、自民党には不利になることは間違いないと思います。
その不利を逆転するには、とにかく安倍首相が記者会見等で何と言うかに掛かっています

私なりに、「こんなふうに話してほしいな」というのを考えてみました。
きっと笑われると思いますが、よかったらお付き合いください。

出典:http://www.bbc.com/japanese/41396293
安倍首相の記者会見(仮想)です。

<記者会見(仮想)です>
「小池さん率いる希望の党は、消費税の引き上げは凍結、と言っています。
自民党は予定通り行うという、自民党の方針は変わることはありませんか?」(記者) 

安倍首相
「消費税の引き上げは、国民のために必要なことだと考えています。

消費税の引き上げが景気に水を差すというマイナスの影響を与えかねないことは十分承知しています。
前回2度にわたって10%への引き上げを延期したのも、マイナスの影響を心配したからでした。

景気に水を差さないように消費税を引き上げるのは簡単なことではないことも承知しています。

消費税を引き上げても、景気に影響しないようにするためには、力強い景気の回復が必要です。

私たち自民党は、景気の回復にも全力を傾けることを誓った党です。
そんな私たちが、2年後のことを心配して、今から弱気な姿勢をとるわけにはいかないのです。

私たち自民党は国民生活の向上に責任をもって政策にあたることを約束する党です。
引上げによる増収分は、返済不要の奨学金や教育の無償化等に充て、日本が抱える大きな問題である少子化の改善を図ります。
日本の明るい未来のために充てていくのです。

2%の引き上げは、国民の皆様に負担を強いることになることは承知しています。

だからこそ、かならず景気回復を実現し、国民の皆様の経済状況も確実に回復させ、2%の引き上げによる負担を国民の皆様が喜んで引き受けてくださるようにしていく覚悟です。

けっして簡単な道のりではありません。
我が党が消費税の引き上げを予定通り行うと明言するのは、景気回復にも全力で取り組む私たちの覚悟でもあるのです!」

いかがだったでしょうか?

あくまでも、仮想の記者会見です。

関連記事はこちら解散総選挙2017なぜ今?その理由と大切な争点~自己保身じゃない!

まとめ

今回の衆院解散総選挙に伴った安倍首相の消費税の引き上げに関する発言、自民党に不利になると思われますが、どうでしょうか?
明らかに不利になると思われることを発言したからには、何か考えがあってのことだとは思います。
それは、安倍首相の「デフレ脱却」「景気回復」への強い覚悟の表れかもしれません。

今は、北朝鮮危機の真っ只中です。
この北朝鮮危機の中での希望は、アメリカとの関係が最高に良好であることですよね。
アメリカからの大切な情報が入ってくるのも、関係が最高に良好であるからにほかなりません。

アメリカだけだはありません。
インドや他の東南アジアの国々とも、そしてロシアとも良好な関係を築けていることは、国防にとっても、とても大切なことです。

今回の衆院選挙は、目下の危うい北朝鮮危機だけではなく、その後にも起こる可能性がある日本の危機をどう守るか?
どの政権に託すか?
とてもとても大切な選挙となりそうですね。

関連記事はこちら➡解散総選挙2017なぜ今?その理由と大切な争点~自己保身じゃない!

ということで【解散総選挙2017「消費税」の理由!安倍首相の本音~景気回復の覚悟とは?】
お届けしましました。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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