北朝鮮・李外相の「太平洋上の過去最大級の水爆実験」発言が気になりますね。

いかに北朝鮮といっても、太平洋上で水爆実験を行ってしまうと国際世論が沸騰して、アメリカの攻撃のきっかけを作ることになりますから、まずしないとは思います。

でも、「太平洋上」というのを海上だけではなく空まで広げると電磁パルス攻撃の実験、という可能性だってあります。

いずれに、何かしらの実験はしてくるだろうし、実験内容によっては、アメリカは攻撃を決断するかもしれませんね。

ということで今回は【北朝鮮「太平洋上の水爆実験」の被害は?電磁パルス攻撃実験の可能性も】
お届けします。

太平洋上の水爆実験とその被害

もし本当に北朝鮮が太平洋上で水爆実験を行ったら、どんな被害があるのでしょうか?

<太平洋上の水爆実験で予想される被害>
◆漁船が直接水爆の被害
◆近くで通る漁船の乗組員の放射線被害
◆魚が放射線を浴びる
◆魚に限らず、環境破壊がおこる

どこに水爆が落ちるかわからないので、漁船が近くで操業しているかもしれません。
そうなると、直接、水爆の爆風や強烈な光を受けると、もうひとたまりもない被害を受けます。

また、離れたところにいたとしても爆風等は届かなかったとしても、風向き等により放射線の被害が出るかもしれません。
実際に過去、アメリカによる太平洋上の核実験による残留放射線によって日本の漁船(第五福竜丸)の乗組員が放射線被害を受けたことがあります。

更に、魚も放射線を浴びてしまうでしょうし、環境にも大きな被害が出ます。

「太平洋上の水爆実験」で国際世論沸騰~戦争へ突入

太平洋上に北朝鮮の領土や領海はありません。
太平洋上で水爆実験を行うとすれば、確実に公海です。

万が一、北朝鮮が太平洋上の核実験を行ったら・・・、
そうなると国際世論は沸騰することはまず間違いない!と思います。

そうなると、まず間違いなく北朝鮮への攻撃が決断されるのではないでしょうか?

アメリカが北朝鮮への攻撃に踏み切らない原因を、準備不足や、国際世論が沸騰するようなきっかけがないことを上げる意見もあります。

北朝鮮による「太平洋上の水爆実験」確実に国際世論の沸騰に繋がります。

アメリカの準備がどの程度進んでいるのかはわかりませんが、アメリカのマティス国務長官の「ソウルを重大な危険にさらさずに北朝鮮に対して軍事的な対応が可能だ」の発言は、準備が完了したとも捉えられようにも思えます。

準備が完了したかどうかはわかりませんが、国際世論が沸騰をうけて、アメリカ攻撃を決断する可能性も高いと考えてもよさそうです。

北朝鮮は本当に太平洋上の水爆実験をするか?

じゃあ、北朝鮮は本当に太平洋上で水爆実験をするのでしょうか?
その可能性は低い!との意見が多いようです。

北朝鮮はアメリカとの戦争は望んでいません。
本当に戦争になったら、すぐ負けてしまうのはわかっていますから。

太平洋上での水爆実験を強行すると、国際世論を完全に敵に回してしまうこともわかっているでしょうから、いくらなんでもそれはしないだろうと思うのです。

でも、とても不安要素がありますね。
北朝鮮がアメリカを甘く見過ぎて、太平洋上といいながら、太平洋の上空で電磁パルス攻撃の実験を行う可能性もあります。

太平洋の上空での電磁パルス攻撃は、直接的な被害は少ないかもしれませんが、国際世論が受ける恐怖はかなり大きななものとなるでしょう。

そうなると、アメリカだって我慢の限界!

出典:http://www.afpbb.com/articles/-/3142131

電磁パルス攻撃実験の可能性も!

北朝鮮はこれまでも大きなことを言って、ちょっと引き下がった行動をとる、というやり方でしたね。

「グアムの周辺にミサイルを落とす」という発言もそうでしたね。
「グアムに向けて撃ったら、もう許さない!」とアメリカに思わせ、方向を変えて撃つ。
「北朝鮮もビビったな」と思わせ、アメリカに攻撃の決断をさせなかった。
そして、ちゃっかりICBM(大陸間弾道ミサイル)の発射実験を行うことに成功しました。

北朝鮮、本当にしたたかですよね。
さすがというしかなく、北朝鮮の思惑通りって感じです。

今回の「太平洋上での過去最大級の水爆実験」発言も、どうしてもしたい実験があって、それによってアメリカが攻撃を決断しないように、わざと大きなことを言った可能性もあります。
じゃあ、北朝鮮がしたい実験とは何でしょう。
「太平洋上での過去最大級の水爆実験」よりも引き下げたと思わせるような実験ですが、

<北朝鮮が行いたい実験>
◆ハワイまでと届く距離のミサイル発射実験
◆アメリカ本土まで届く距離ミサイル発射実験
◆小型化された核兵器の実験
◆電磁パルス攻撃の実験

と言ったところでしょうか。

それぞれの可能性を可能性を考えると

<北朝鮮が行いたい実験の可能性は?>
◆ハワイまでと届く距離のミサイル発射実験・・・可能性「大」
◆アメリカ本土まで届く距離ミサイル発射実験・・・可能性「極小」
◆更なる核実験・・・可能性「大」
◆電磁パルス攻撃の実験・・・可能性「大」

「アメリカ本土まで届く距離のミサイル発射実験」は、行おうと思っら、どうしてもアメリカ本土近くにミサイルを落とす必要があり、これはアメリカへの刺激が大きすぎます。

北朝鮮としては、ミサイルの発射実験をするにしても莫大な金額が掛かるでしょうから、出来るだけ回数は減らして、1回の実験で多くのデータがほしいはずです。

この中で一緒にできる実験は
「ハワイまでと届く距離のミサイル発射実験」
「更なる核実験」
「電磁パルス攻撃の実験」
つまり、
「核兵器を載せたミサイルをハワイに届く距離まで飛ばし、その上空で核爆発を起こさせ、電磁パルス攻撃の実験をする」
ということです。

可能性としては有りかもしれません。

北朝鮮は大切なことを忘れている

これまで北朝鮮は、したたかにアメリカとの挑発合戦を利用しながら核ミサイルの開発を進めてきました。
「グアム周辺へ・・・」の発言もそうですね。

そのように、アメリカの攻撃決断のきっかけをうまくかわしながら実験を成功させるという、とてもしたたかに開発を進めていました。
それはもう、スゴイ!とも言えそうです。

北朝鮮は、アメリカに攻撃されないようにうまく時間を稼いで開発を進めていると思っているでしょうが、大切なことを忘れています。
というのも、この時間稼ぎはアメリカの準備にも使われているということです。

アメリカの準備も完了に近づいたようにも思えます。

上手くやってきたと思われる北朝鮮ですが、いよいよ追い詰められてきた、というのが本当かも知れません。

まとめ

北朝鮮の「太平洋上の水爆実験」はまずないと考えてよさそうです。

でも、核実験か弾道ミサイルの実験を行う可能性はとても高いですし、もしかしたら、電磁パルス攻撃の実験の可能性だってあります。

もし電磁パルス攻撃の実験をしたら、アメリカも攻撃を決断するかも知れません。

いままでは北朝鮮は、アメリカの攻撃のきっかけをうまくかわしてきましたが、今度もうまくいくとは限りません。

11月にトランプ大統領が訪日しますから、それまではアメリカから行動に移す可能性は低いと思われていますが、北朝鮮が実験を行えば前倒しになるかもしれません。

今度の北朝鮮の実験はアメリカの攻撃に直結するかもしれない、ということを覚悟しておいた方が良いかもしれませんね。
日本も自国をどう守るか?今まで以上にしっかりとした議論が必要になってきたように思います。

私たち一人ひとりも真剣に考える、そんな大切な時期なのでしょうね。